canoan2021年9月12日染料としての栗染料としてよく使う栗のイガ。今年は実が熟す前にたくさん落ちてしまったので、食べられる実が少ないのはちょっと残念。 ただ、実が入ったイガで染めるとこっくりした美しい茶色になるため、それはそれでまぁ良しですね。 ちなみに、夏の青々したイガはグレーに染まります。
canoan2021年8月27日座繰り糸の精練座繰り糸の精練は木灰から取った灰汁を使っています。絹(生糸)の精練はソーダ灰、マルセル石鹸、重曹、酵素などの方法がありますが、いろいろ試した結果、木灰を使った精練が、艶、コシ、染色性が群を抜いていると思います。自然のものは無理がないのでしょう。...
canoan2021年8月20日図書館へ朝晩はだいぶ過ごしやすくなりましたが、日中はまだまだ暑いですね。皆様、お変わりありませんか。 工房にこもり、制作の日々は相変わらずなのですが、ここ数ヶ月は県立図書館を3週間に一度、利用するということがルーティンに加わりました。お家時間も増えましたので。...
canoan2021年8月4日悩ましい暑中お見舞い申し上げます。 ホント、暑い日が続きますね。 さて、県内の警戒度が4になってしまいましたので、8月もお教室はお休みいたします。 ワクチン接種が進みつつありますが、不要不急の外出自粛要請が出ているための決断です。...
canoan2021年7月20日真夏の富岡製糸場一昨日、知人の展示を観に富岡製糸場へ行きました。3月に開催した「絹と墨 そのひびき」展以降、西置繭所で画家やアーティストの方々が、作品を展示するようになったことは世界遺産の保存活用を図る観点からも意義あることと思います。...
canoan2021年7月13日ぐんま黄金群馬オリジナル蚕品種のぐんま黄金。 カロチノイドという色素がセリシンに含まれています。精練すると色味はほとんど落ちてしまいますが、白い繭からできた絹糸とは違った深みのある色に染まります。 #ぐんま黄金 #座繰り糸
canoan2021年6月29日岡谷蚕糸博物館先日、久しぶりに岡谷蚕糸博物館へ行ってきました。過日にご紹介した「玉繭 そして」展も含め展示を鑑賞。リニューアルして充実した展示館に今回もワクワク感動。そして群馬にこのような展示施設が無いことを悲しく思うばかり。 『シルクカントリーぐんま』として魅力発信しているのだから、こ...
canoan2021年6月23日粒数調査先日は富岡へ春繭の荷受けへ行ってきました。画像は粒数調査の様子です。 粒数調査とは、繭の重さを量り、各農家の出来高を判断するものです。繭の重さは農家によってさまざまで、糸量(糸歩合)に影響します。富岡は繭品種調査を他の地域に比べて丁寧におこなっています。
canoan2021年6月8日照明のシェード本日はご注文の照明用シェードをお届けにお客様宅へ。座繰り糸を生糸のまま織ったものですが、繊度差のある糸を使用しているため、シンプルながらも布に奥行きが出ます。40年前の照明は、シェードに黄ばみが出てしまっていたのですが、その上に座繰り糸の織物をグルっと巻いただけでも雰囲気が...