canoan2022年7月15日染色日和気がつけば7月半ば。月日が過ぎるのは本当に早いなと感じます。 先日の酷暑から解放されて、染色するのも楽になりました。着尺用にサクラやコブナ草などで下地を染めています。この後、染め重ねて、画像の糸と全く違った色味に。染め上がった色によって組み合わせを考えることが多いので、あま...
canoan2022年6月30日灰汁練り梅雨が明けてしまいましたね。驚愕の暑さに加えて多湿のため自律神経が乱れやすいので、皆様も身体を大事にお過ごしください。 さて、もう少し涼しい日が続いて欲しかったと思いつつ、予定していた精練を汗だくになりながらこなしています。 何度やっても糸がキレイになると嬉しいです。...
canoan2022年6月15日春繭先日、春繭の仕入れに富岡まで行ってきました。今期は天候に恵まれたため、良質な繭がたくさん出荷されていました。 インスタでは動画を投稿しましたので、ぜひご覧ください。 製糸工場へ出荷される前に作柄と品種を選び、まず先に良い繭を購入できる贅沢な環境なのですが、一方で、この状況は...
canoan2022年6月1日引き揃えて早いもので今日から6月。秋の個展へ向けてどんどん織らないと、、、と頭では分かっていても、色の組み合わせを考えだすと、はたと手が止まってしまう。 現在、制作中の緯糸は16本の糸を引き揃え、板杼に巻いて織り込んでます。 太くて捗りそうですが、単調にならないように2丁杼で織ってい...
canoan2022年5月23日栗の木実家の畑にある栗の木は花が満開です。 いつの間にか大木になっていました。 イガで染めると鉄媒染でグレーにもなり、茶色にもなり、アルミ媒染ではベージュやオーカー系の色に染まり、堅牢度も高く、頻繁に使用する大好きな染料です。...
canoan2022年5月10日未精練の座繰り糸インスタでも投稿しました八寸帯を制作中です。モノトーンのシックなお色はお客様からのご用命です。日頃からお着物をお召しになるお客様からは、制作のヒントになるアイデアをたくさんいただきます。 もっと着物を着なくてと思いつつ、日常着はウエストがゴムのゆるゆるワイドパンツです。...
canoan2022年4月29日上野リチ展先日、お取引きのある西陣の機屋さんの展示会へ伺った後、会場が近かったため三菱一号館美術館で開催中の「上野リチ展」を鑑賞してきました。 上野リチは群馬県にも関わりがあり、ブルーノ・タウトらとも交流がありました。昭和11年からの3年間、上野リチの夫が所長を務める群馬県工芸所で意...
canoan2022年4月24日はじめての座繰り染織教室では、カリキュラムが無いため、初めての整経でも、細い座繰り糸を使用し経縞をいれたりと、難易度はさておき、それぞれのペースで思い思いの作品を制作していただいてます。 "順を追った学び"という概念は取払い、作りたいものにエネルギーを注ぐことが、さまざま視点からみて...
canoan2022年4月6日教室の作品座繰り染織教室では、生徒さんの感性を活かしていただくために、デザインから時間をかけて制作していただいてます。 色の並びや縞の太さなど、一つ一つが大事なクリエーションのため、1年以上かけて作品が織り上がります。 テクノロジーの進化とともに、スピード重視な世界もありますが、じっ...