canoan9月4日赤を織る秋の展示会へ向けて制作の日々です。 深みがありつつ濁らないように。 こっくりとした色を織るときは、特に気をつけて色の組み合わせを考えます。 経緯糸ともに、桜や栗のイガなどで染めたベースに、アカネやコチニールを染め重ねています。 赤系の色合わせって難しいなと毎回感じます。...
canoan8月11日残暑お見舞い申し上げます立秋を過ぎてもジリジリと焼けるような暑さが続いていて秋が待ち遠しいです。 とはいえ、月日は10月の展示会に向かってどんどん過ぎてしまい、集中力を持続させるのが課題です。。。 画像の八寸帯は全通柄になっており、アシンメトリーのため前柄はお好みで締めていただけるデザインです。ア...
canoan7月31日三溪園三溪園の鶴翔閣で開催されるグループ展に出展するため、下見に行ってきました。 三溪園は、明治から大正時代に製糸、生糸貿易で財を成した原三溪が造りあげた日本庭園。その庭園内に原三溪が住まいとして建てたものが鶴翔閣です。 数年前に見学したときも規模感に圧倒されましたが、ここを訪れ...
canoan7月19日生徒さんの作品座繰り染織教室では、座繰り糸だけでなく、ご希望に応じて機械繰糸の絹糸も使用し、様々な絹糸の質感を作品づくりを通して体感していただいています。(画像の作品はそのような糸を使用したものになります。) 生徒さんには、糸の準備が整ったのち、デザインに合わせ草木で染め、織り上げていた...
canoan7月1日春繭の糸梅雨らしい天気が続き、毎日蒸し暑いですね。 工房では、ストールの新作用や、帯のご注文分の糸など、先日出荷された春繭で座繰り糸を挽いております。 繭の品質は農家さんによってまちまちなのですが、今回は大きめの繭「ぐんま200」を選んだので、久々に春繭らしいものを購入できて嬉しい...
canoan6月18日春繭先日、春繭が出荷されました。毎年、春繭と晩秋繭を仕入れていますが、今年は気候がよかったため、作柄がよく、どの農家さんの繭も品質が安定していました。 たくさんの繭袋の中から選んでいる様子は、ぜひInstagramをご覧ください。...
canoan5月20日作品展を終えてイトノサキさんでの作品展、無事に終了いたしました。 作品を迎えてくださった皆様、足をお運びくださった皆様、ご縁をいただいた皆様に心より感謝申し上げます。 過去にご購入いただいた作品を身につけてお越しいただいき、感想を寄せてくださったり、初めてご縁をいただいた方から、嬉しいお...